
ブログの見出しタグの使い方やSEO対策を知りたい。
ついでに見出し文の作り方を教えて欲しい!
このような疑問にお答えします。
記事の内容
- SEO対策を意識した見出しの作り方とhタグの使用方法
- 見出しの意味とhタグを使う効果
- ブログを書くときの見出しタグ設定方法
- 【応用編】ユーザーに刺さる見出し文の作成方法
記事の信頼性

この記事を書いている僕は、Webマーケティングの会社でSEOライターをしています。毎日、検索結果で上位表示するために記事を書いています。
それでは、さっそく解説します。
Contents
見出しはhタグの順序を守ってキーワードを使うだけ
ブログで見出しを作るときにまず気をつけるのは、
- 記事で上位表示を狙うキーワードを見出しに含める
- hタグは、h1,h2,h3,h4,h5,h6の順番で使うこと
この2点です。
SEO対策:Google検索エンジンで上位表示するための施策
順番に解説します。
記事で上位表示を狙うキーワードを見出しに含める
Google検索エンジンは、記事タイトル→見出し→本文の順番でブログの内容を理解して評価します。
なので、記事タイトルや本文にキーワードが入っていても、見出しにキーワードが入っていないと、検索エンジンに伝えたい情報の優先度をあげられません。
上位表示させたいキーワードで記事を書く場合、見出しにもキーワードを入れることをおすすめします。
例えば、「hタグとは」という検索キーワードで上位表示を狙う場合、見出しは以下のように作ります。
<例>
hタグとは
hタグの使い方
hタグを使った見出しの作り方
記事の内容はhタグに関することにして、見出しにも「hタグ」という言葉を使います。
このとき、無理にキーワードを入れないようにしてください。ユーザーがわかりやすい見出しにすることが最も大切です。
検索エンジンを意識しすぎて、ユーザーファーストを忘れないようにしましょう。
hタグはh1〜h6までを順番に使う
hタグとは、見出しタグのことです。
hタグ:見出しタグのこと。hはheading(見出し)の頭文字
Googleは、検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドで、避けるべき点として
見出しタグのサイズを不規則に変える
ことをあげています。
つまり、見出しのhタグはh1,h2,h3,h4,h5,h6の順番に使用してくださいということです。
なぜなら、順番を守ることでGoogle検索エンジンが情報を理解しやすくなるからです。
例えば、「hタグとは」という検索キーワードで見出しを作る場合、以下の順番でhタグを使用します。
(h1)hタグとは?webサイトの見出しに使う方法とSEO効果を解説 ※タイトル
(h2)hタグとは
(h2)hタグの使い方
(h3)hタグは文章の見出しに使う
(h3)h1~h6まで順番に使う
(h4)h1タグはタイトルに使用
(h4)h2タグ〜h6タグは見出しとして使用
(h2)hタグを使った見出しの作り方
(h2)まとめ
階層を意識してhタグを使うことで、ユーザーも理解しやすい記事にすることができます。
見出しタグのついた文は優先的に検索エンジンが評価する
見出しには文章の要点を整理する効果がある
見出しとは、文章の要点を端的に一言で表したものです。
見出しには検索ユーザーがそのあとに続く文章の中身を理解しやすくなるという効果があります。
見出しタグは意味のある場所で使用
することを推奨しています。
見出しだけで文章を作成する、見出しを全く使わない、というのは避けましょう。
hタグはタグで囲ったテキストが見出しであることをコンピュータに伝える
そもそも、このhタグをなぜ使用する必要があるのかというと、コンピュータにhタグ内にあるテキストが見出しであることを伝えるためです。
hタグは、HTMLというプログラミング言語の一つです。
HTMLについて知らない方は、HTMLはWebページを作成するための基礎的なプログラミング言語の一つであることをざっくり理解しておいてください。
コンピュータにその文が見出しであることを伝えるときには、hタグを使って
<h1>テキスト</h1>
という風に表記します。
皆さんがブログで見出しを設定するとき、hタグで囲む処理が行われています。
見出しとしてGoogleに認識してもらうには、見出し文をhタグで使用する必要があります。
太字や文字の大きさを変えただけでは、見出しとして認識されません。必ず見出しタグの設定をしてください。
続いて見出しタグの設定方法を紹介します。
見出しタグの設定法 | ワードプレスやはてなブログを例に
ワードプレスやはてなブログなど、ブログコンテンツを書くツールには、hタグを簡単に設置できる機能がついています。
ワードプレスの場合
投稿画面の左上にあるリストから見出しの項目を選択する、これだけです。
使っているワードプレスのテーマやエディタ(編集ツール)によっては、少し表示が違うかもしれません。
しかし、見出しの設定方法は基本的に同じです。
はてなブログの場合
はてなブログの場合もワードプレスとほとんど同じです。
記事編集画面で、見出しにしたい文の先頭にカーソルを合わせて、左上の見出しという項目で「大見出し」や「中見出し」、「小見出し」を選びます。
はてなブログでは、大見出しはh3タグ、中見出しはh4タグ、小見出しはh5タグになるようです。
記事タイトルは自動的にh1タグになります。
これをするだけで、見た目は変わっていませんがコンピュータが理解する文章(HTML)は、hタグで囲まれたことになります。
ワードプレスやはてなブログでは見出しを簡単に設定できます。
記事を検索エンジンで上位表示させたいのであれば、必ず見出しを設定しておくようにしましょう。
【応用編】ユーザーにとって魅力的な見出しを作る2つの方法
最後に、ユーザーが読み進めたいと思う簡単な見出しの作り方を2つ紹介します。
見出し文は続く文章で伝えたいことの結論を書く
ユーザーは検索する目的があって、キーワードを検索エンジンに入力します。
その目的に答えていることがユーザーにわかるよう、見出しには結論を書くことがベストです。
結論を最初に出して、続きの文章で理由や具体例を説明すると読者にとって説得力のある文章にすることができます。
見出しのあまりよくない例
見出し文をユーザーにとって魅力的な文章にするには?
よくあるパターンで始めは誰もがやってしまいがちです。
これよりは、
見出し文は結論を書くことでユーザーが理解しやすくなる
という見出しにするほうが良く、ユーザーにとって親切です。
なぜなら、見出し文を見ただけでユーザーが何をすべきかわかるからです。
続きとして、「なぜなら〜だから」と書きやすくもなります。
記事の最も理想的な形は、タイトルと見出しだけを読めば記事で伝えたいことを理解できる状態です。
数字やメリットを入れることで読者の理解を促進し、ニーズを引き出せる
よく言われていることですが、見出しに数字を入れると読者の気を引くことができます。
「見出しの作成方法」という見出し文よりも、「見出し作成方法3つ」という見出しのほうが良いです。
後者の場合、読者は記事の分量を想定できます。加えて、読者の頭の中を整理して、文章が受け入れやすくなる効果もあります。
また、読者のメリットになることを含めて、ニーズを引き出す文にすることも有効です。
「ブログ記事を執筆する方法10選」という見出し文よりも、「稼げるブログを執筆する方法10選」という見出し文のほうが魅力的です。
後者の方は、読者の共感を誘ったり、潜在的なニーズをさらに引き出したりすることができます。
まとめ
以上、
- 見出しタグの使い方や作り方
- ブログシステムでの設定方法
- 魅力的な見出しの書き方
について紹介しました。
見出しをちょっと工夫するだけで、飛躍的に内容が良くなります。
ブログを書くときには見出し作成に力を入れてみてください。