- noteがブログとして使えるのか知りたい
- noteにはどんな機能があるの?
- 他のブログサービスとの違いやメリットは?
このような疑問に答えます。
noteをブログとして使いたいと考えている人は参考にしてみてください。
本記事の内容
- noteとはどのようなサービスなのか?
- ブログとしてnoteで稼ぐ方法
- noteの特徴
- noteと他のブログサービスのメリット・デメリットまとめ
- 有料プランでは何ができるのか
それでは早速解説していきます。
Contents
noteとは
noteは、クリエイターのための情報発信サービスです。
日記やつぶやき、画像、動画、音声などを世の中に情報を発信したい人のために、無料でプラットフォームを提供しています。
noteと他のブログサービスとの主な違いは、文章中心の情報発信に特化したサービスであるということです。
シンプルな見た目が特徴なので、文字情報を世界に届けたい人におすすめです。
noteのブログとしての使い方
noteは無料でブログや日記として発信する機能はもちろん、クリエイターとして稼ぐ機能も備わっています。
収益をあげられる主な機能は以下の3つです。
- 有料記事や有料マガジン
- 定期購読マガジン
- クリエターサポート機能(いわゆる投げ銭)
有料記事や有料マガジン
noteで書いた記事に値段を設定して有料販売することができます。
例えば、記事をすべて有料にしたり、一部を有料にしたりする方法があります。また、何記事かまとめて有料マガジンとして販売する方法があります。有料記事やマガジンとして設定できる価格は100円〜10,000円です。(※無料プランの場合)
定期購読マガジン
月額の定期購読マガジンを販売することも可能です。
定期購読マガジンを販売するためには、月額500円のnoteプレミアムという有料プランへ登録して、審査を受ける必要があります。また、月1回以上、記事の更新をする必要があります。
購入者は、月額課金することでマガジンの記事を読むことができるようになります。
定期購読マガジンを運営する方法はコチラ▶︎定期購読マガジン運営マニュアル
クリエイターサポート
クリエイターサポートとは、投げ銭のような機能です。
クリエイターに寄付をするような形で応援してもらうことができるのが、この機能の特徴です。
こちらも100円〜10,000円のあいだで、記事や情報提供の対価としてお金を支払ってもらうことができます。クリエイターとしてサポートしてもらった人に、メッセージでお礼を伝えることもできます。
紹介した3つの他にも、定期購読マガジンを作ったり、アフィリエイト(※Amazonアフィリエイトのみ)で収益を得ることが可能です。
ブログサービスとしてのnoteの特徴
シンプルなサイトデザイン
noteの特徴は、何と言ってもテキスト中心でシンプルなサイトデザインのサービスであることです。
無料で使える他のサービス、はてなブログやAmebaブログなどと比べると、画面がとてもシンプルです。また、ディスプレイ型の広告などもついていないため、読者が記事に集中しやすいつくりになっています。
シンプルなつくりの分、クリエイターはスマホからでもブログ記事を投稿しやすいです。
noteのサイト自体がSEO(検索エンジン最適化)に優れている
ブログとしてnoteを使いたい人にとって、Googleで検索されたときに自分の記事が上位表示されることはとても重要です。
noteはシンプルな見た目で余分な広告が無いため表示スピードがはやく、SEO的にも有利です。
その他に、noteを運営している会社自体がSEO対策に力を入れているので、クリエイターにとって、とてもありがたいサービスになっています。
noteのSEOについて解説した記事はコチラ▶︎noteのSEOが強い理由 | WEBライターが解説します
書いた記事をnote編集部がおすすめしてくれることがある
noteでブログを書いていて、たくさんの読者から読まれたり、クリエイターサポートでおすすめしてくれる人が多いと、note編集部がおすすめ記事として紹介してくれることがあります。
評価基準は、noteのなかの人が決めているため不明ではありますが、おすすめ記事として紹介されると、より多くの人の目に触れるため注目を集めることができます。
おすすめ記事の紹介は、プラットフォーム型のブログサービスで発揮される特徴と言えるでしょう。
noteをはてなブログ・WordPressと比較 | メリット・デメリットとは
続いて、noteと同じ無料のブログサービスである「はてなブログ」と、有料の「WordPress」を比較します。そこから考えられるnoteのメリットとデメリットについても解説します。
4つの観点でnoteを他のブログサービスと比較
今回は、①価格、②デザイン、③収益、④分析の4つの観点から紹介します。
note | はてなブログ | WordPress | ||
価格 | 利用料金 |
無料 (有料プランあり) |
無料 (有料プランあり) |
有料 |
デザイン | カスタマイズ | × |
△ (テーマを選択可能) |
◯ 自由にカスタム可能 |
収益 | 広告の掲載 | × | ◯ | ◯ |
アフィリエイト |
△ (Amazonアフィリエイトのみ) |
◯ | ◯ | |
商品販売 |
◯ 有料記事やマガジンなど |
× |
◯ (初心者に不向き) |
|
分析 | ダッシュボード(管理画面) | ◯ | ◯ | ◯ |
Google アナリティクス連携 |
× (note proのみ) |
◯ | ◯ |
①価格
noteは有料のWordPressと違って、無料で気軽に始めることができます。はてなブログも同様です。
ドメイン(URL)の取得費用や、毎月かかるサーバー代がいりません。
必要なら有料版のnoteプレミアムにアップグレードして、機能を拡充することができます。有料プランについては、後で説明します。
②デザイン
noteはシンプルな見た目のデザインが特徴です。
一方、はてなブログではデザインテーマを選択したり、WordPressではテーマを購入してカスタマイズしたり、デザインを自作したりすることも可能です。
しかし、デザインにこだわることが不要であるため、文章作成に集中することができます。
③収益
noteは初心者でも有料記事や有料マガジンなどを販売しやすいという特徴があります。
一方、自分で広告を掲載することもできません。アフィリエイトはAmazonアフィリエイトのみ認められています。(2020年11月現在)
例えば、はてなブログは2019年にアフィリエイトを解禁しています。Google Adsenseやその他のAMP(アフィリエイトサービスプロバイダサービー)を利用したアフィリエイトが可能です。また、WordPressでも、自由にアフィリエイトを通じて、収益をあげることができます。
④分析
note、はてなブログ、WordPressともに、記事を管理するためのダッシュボードがついています。
加えて、noteとはてなブログでは記事の閲覧数やアクセスに関するデータを見ることもできます。WordPressには、このような機能はついていません。
WordPressで分析をする場合は、Googleアナリティクスを導入する必要があります。WordPressとはてなブログは、Google アナリティクスと連携することが可能です。
しかし、noteは無料版でGoogleアナリティクスと連携することができません。
noteのメリット・デメリット
他のブログサービスと比較してわかったnoteのメリットとデメリットは以下です。
noteのメリット
- 広告がなく読者が集中しやすいサイトデザイン
- 初心者でも商品を販売しやすい
- 他のクリエイターとつながりやすい
広告がなく読者が集中しやすいサイトデザイン
上述したように、noteははてなブログやAmebaブログなど他の無料のブログサービスに比べて、シンプルなデザインが特徴です。
そのため、読者が記事に集中しやすく、ポエムや共感される文章を書くのに最適です。
初心者でも商品を販売しやすい
シンプルなつくりであるがゆえ、有料記事や有料マガジンを初心者でも販売しやすいです。
価格設定も100円〜と少額も設定できるので、商品を販売することへの心理的な抵抗もあまりありません。
ブログを書き出して間もない方でも、記事の有料化がしやすいのは大きなメリットです。
他のクリエイターとつながりやすい
noteは、クリエイター同士でフォローし合うことが可能です。
お気に入りのクリエイターをフォローしておいて、気になる記事があればすぐに見に行くことができます。また、クリエイターサポートサービスで応援することもできます。
駆け出しのブロガーにとって、応援してくれる人を集めやすいプラットフォームになっています。
noteのデメリット
- デザインをカスタマイズができないので個性を出しにくい
- Amazon以外のアフィリエイトを利用できない
- note自体のサービスが終了したときに全て記事がなくなる可能性がある
デザインをカスタマイズができないので個性を出しにくい
シンプルなデザインの裏返しとして、noteでは文字装飾やテーマなどを設定することができません。
そのため、デザインに凝りたい人や他のブログと差別化を図りたい人には、noteをおすすめしません。はてなブログか有料のWordPressを使いましょう。
文章だけに特化して、ブログ運営したい人にnoteはおすすめです。
アフィリエイトや広告で収益を上げにくい
2020年現在、noteでアフィリエイトが認められているのはAmazonアフィリエイトだけです。
その他に、A8.netやafbなどアフィリエイトサービスがありますが、利用することはできません。noteが明確に禁止しているわけではありませんが
他にもGoogle Adsenseといった広告を貼ることもできないので、アフィリエイトや広告で稼ぎたい人は、使いにくいかもしれません。
note自体のサービスが終了したときに全て記事がなくなる可能性がある
noteは、運営会社のnote株式会社があるからプラットフォームとして成り立っています。
2020年5月での会員登録数は260万人にもなっています。
これだけ多くの人が利用しているサービスなので、簡単に無くなることは考えられませんが、リスクがあることだけ理解しておきましょう。
有料プランのnoteプレミアムでできること
最後に、noteの有料プランでできることを紹介します。
noteには2つの有料プランがあります。一つはnoteプレミアムという月額500円のプラン。もう一つはnote proという月額5万円の法人向けプランです。
無料プランでできないけど、noteプレミアムできることは以下の6つです。
- 予約投稿機能がある
- コメント欄のON/OFFを設定できる
- amazonウィジェット連携できる
- 有料記事や有料マガジンの掲載が50,000円まで可能
- 定期購読マガジンを掲載することができる※審査あり
- 記事の数量限定販売ができる
有料プランにすることで、クリエイターとして最も嬉しいことは有料記事や有料マガジンの上限価格があがることです。
無料プランでは10,000円までしか販売価格を設定できません。しかし、noteプレミアムでは販売価格を最高50,000円まで設定することができます。
無料プランで記事を販売しつつ、売れ出して月額500円の費用をペイできるようになってから有料プランに以降することで、利益を拡大することができるかもしれません。
その他の機能について詳細な説明は、下記のnote公式サイトをご確認ください。
まとめ
以上、noteの特徴や他のブログサービスと比較して分かったメリット・デメリットを紹介しました。
noteを使っている人や、これから使いたいと考えている人は記事で紹介した点を理解して、利用してみてください。